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「インプラント治療」という言葉も一般の人に広く知られる様になってきました。
歯科の用語では「人口歯根」そのものを「インプラント」と呼んでいます。
虫歯や歯周病で無くなった歯の根(歯根)を人口の歯根を骨に埋め込むことにより噛み合わせを回復させるための方法です。
何故インプラント治療がよいのか?「従来の入れ歯やブリッジ(歯と歯に橋をかける)でもいいじゃないか」と言う人がいますが大きな誤りです。
インプラント治療が可能であれば現在の歯科治療のレベルでは最善(コストを考えなければ)の方法です。
一番の理由は他の方法では失われた歯根までは回復できないからです。
どんなに良く出来た入れ歯でも元々の天然歯の噛み合わせる力の三分の一程度でしかありません。インプラントなら噛む力も天然歯と比べて遜色がありません。
図の様に骨に埋まったインプラントが骨としっかり結合しているからです。
以前はインプラントの材料にも色々ありましたが、現在では世界中の様々な研究結果からチタンという金属が最も良いとされています。
チタンという金属は外科などの医療現場で骨折の固定ボルト等ごく当たり前に使われている体に安全で最もアレルギーの少ない金属です。
そのインプラントも基本の材質は同じでも形や埋める方法は様々です。
詳しくは「インプラントの種類と構造」のページをご覧ください。
インプラントの治療を受けるのに一番大事な事は患者さん自身がインプラントに対する正しい知識を持ち、信頼できる技術と経験のある歯科技師を選択することです。→「インプラントQ&A」のページをご覧ください。
間違っても、「絶対大丈夫、一生持ちます。」と言ってインプラント治療を薦める歯医者は避けるべきです。 |
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